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日大記者会見問題とテレビ取材の在り方

Japan In-depth / 2018年5月27日 23時50分

日大宮川泰介選手の記者会見の時に誰もが知りたかったのは、「監督コーチはどのような指示をあなたにしたのですか?」、「その指示はボールを持っていない相手側の選手を不意打ちして怪我させろ、というような指示だったのですか?」、「『潰せ』と言われた時、あなたは何故その指示を、プレーしていない相手選手に怪我させて試合に出場できなくすることだと思ったのですか?」、「そのような指示は日常茶飯事だったのですか?」、「あなたが危険プレーをしてベンチに戻ってきたとき、監督・コーチはあなたになんと言いましたか?」、「試合後、何故あなたは泣いていたのですか?」、「代表を退け、と言われたり、直前の試合に出してもらえなかったりしたことは、監督・コーチからの指示に従うことにどう影響したのですか?」などの具体的なものであるべきだったろう。

▲写真)日大宮川泰介選手の記者会見 2018年5月22日

出典)公益社団法人 日本記者クラブウェブサイト

 

1人のテレビの取材者が、「あなたにとってアメリカンフットボールとはどのようなものですか?」と聞いたときには「一体何を聞いてるの?」と思った人は多かったはずだ。

テレビの人間は、米倉氏の批判を受け止め、自分たちが何をすべきか考えた方が良い。1つには取材力・質問力の向上だろう。キャスター・ディレクターが現場に出ることは良いが、ちゃんと取材した上で質問するようにすべきである。もう一つは、局内でのプール取材の実施だ。プール取材というのは代表を決めて取材を行うことをいう。本来、取材する側から代表取材を持ち出すことはないが、局ごとに質問者を絞り、質問内容を重複しないようにする工夫はあってしかるべきだろう。事前の調整が面倒くさいというのはわかるが、今後取材される側から今回のような批判が出る可能性は大いにある。局内で議論の俎上に乗せてよいと思う。

世間の耳目を集めるようなニュースの場合、複数のインターネットメディアが生中継することはもはや当たり前のことになった。1個人ですらFacebookやLINEなどのアプリからライブ配信できる時代だ。取材するテレビ局の人間も、多くの一般視聴者の目にリアルタイムで晒されているという自覚が必要だ。

今回の日大広報の問題はテレビ局にも課題を突き付けていると言えよう。

*トップ写真)イメージ/出典)Pixabay

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