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貧弱な韓国系米人慰安婦デモ

Japan In-depth / 2018年8月26日 16時57分

 


こんな「抗議」が20分ほど続いた。私は近寄ってまず集団の人数を数えてみた。18人だった。その全員がアジア系にみえた。ほとんどが若い男女だった。プラカードからみな韓国系であることが明白だった。抗議活動と呼ぶにはあまりに小さく、貧弱で、元気のない集まりだった。


 


リーダーの号令で最も明確にわかったのは「Apologize(謝罪せよ)」という言葉だった。「日本よ、謝れ」というわけだ。抗議の言葉としては、これまたお粗末である。日本政府はもうさんざんに謝っている。謝罪をしすぎた歴史は明白である。いまさらなにを、どう、謝れ、というのか。


 


そもそもこの8月22日になぜこの活動をするのかも不明だった。8月は15日が日本の戦争が終わった日、朝鮮半島の統治も終わった日だから、それに合わせての8月の抗議なのか。とにかくこの日のアメリカの首都ワシントンの日本大使館への慰安婦問題での抗議活動というのは、以上ですべて終わりだった。さてそこから私が教訓のように思えたのは以下の諸点だった。


 


まず第一は、アメリカではまだ韓国系勢力が慰安婦問題を使って、日本への抗議を続けるという現実があるということだ。日韓外相会談での慰安婦問題の終わりの合意はアメリカでも空疎だということだろう。そこには韓国政府の意向が明らかに感じられる。


 


第二には、その抗議の規模の小ささ、参加人員の少なさだった。アメリカでの韓国系だけによる日本糾弾というのは、こんな貧弱で、穏やかなのだといえよう。アメリカでの慰安婦問題というのはやはり中国系勢力があってこそ勢いを得るという実態を目撃したように思えた。


 


第三は、日本の適切な対応が重要だという点である。そもそも今回の抗議活動もこんな時期にこんなふうに起きるとは、日本側では直前まで予測できなかった。アメリカという舞台でのその種の反日の動きはいつでもありうると考え、それに対する効果的な対応を準備しておくべきだろう。


 


トップ画像)在アメリカ合衆国日本国大使館


出典)Photo by Eamuscatuli


 


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