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マハティール氏 中国案件にNO!

Japan In-depth / 2018年9月8日 0時49分

地元ジョホール州にあるカントリー・ガーデン・ホールディング社の合弁企業も「マハティール首相の事務所に対して説明をもとめているところだ」とし、中央政府の関連部署も「外国人への対応は公式決定ではないのではないか」と戸惑いをみせている。


マハティール首相のこのような最近の対中政策をみるに単にナジブ政権の「親中の裏返し」なのか、それとも心の底から「嫌中」なのかと様々な憶測を呼んでいる。


ただマハティール首相自身は「あくまでマレーシアの経済の現状」を考慮した結果であり、「マレーシア人が購入できない新都市構想の住居は誰のためのものなのか」などというマレーシア人にとっては極めて当然の考えに基づくもとしており、中国との関係悪化は望んでいないことを強調している。


それだけに中国としても正面だって怒る訳にもいかず、対応に苦慮し困惑しているのが実情ではないだろうか。中国におもねることもなく、言うべきことは堂々と主張するマハティール首相はさすが東南アジアがそしてマレーシア国民が誇る老練で老獪な政治家、指導者である。


トップ画像:マハティール首相 出典 flickr


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