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トランプ政権暴露本に食傷気味

Japan In-depth / 2018年9月13日 16時52分


写真)大坂なおみ選手(2014年東レ パン・パシフィックオープン)

出典)Tatiana from Moscow, Russia

 


 続いて、ICBMのない北朝鮮の軍事パレードだが、これも大騒ぎする方がおかしいだろう。「非核化」に関する北朝鮮の立場は変わっていない。ICBM参加の有無にかかわらず変わらない。それより、あの「超アナログ」の巨大マスゲームだが、あれこそ国連の世界文化遺産に指定すべきだ。あんなことができる国は北朝鮮が最後だろう。



写真)世界最大のマスゲーム。後方の背景は人文字。(アリラン祭)

Photo taken by Gilad Rom


 

〇 欧州・ロシア




 10日から米国の通商特別代表がベルギーを訪問し、EU側と協議を行う。今度のUSTRは手強いから、ブラッセルでは再び火花が散るだろう。それにしても、西欧はどうなっていくのか。あのスウェーデンでも極右勢力が支持を伸ばしているという。数カ月前に訪れたストックホルムの郊外はまるで中東の中規模都市のようだった。




 案の定、9日投開票のスウェーデン議会選挙では、「反移民」を掲げて、一時は第1党をうかがう勢いを見せた極右・民主党が改選前の42議席から62議席へ勢力を伸ばしたという。結果的には改選前と同じく第3党にとどまったが、これからの連立工作は難航しそうだ。スウェーデンよ、あなたもか!と言いたいところだ。

 


写真)スウェーデン民主党 ジミーオケーソン党首(2018年9月9日)

出典)国民主義政党 SD ウェブページ


〇 中東・アフリカ




 シリア情勢が緊張しつつある。北西部イドリブに対する総攻撃が迫っているからだ。このままでは多数の犠牲者と最大数百万の難民が生まれる。米露両国は化学兵器を巡り相互批判を強めており、今後直接衝突はないものの、両国軍が直接対立する事態の中で緊張が続く可能性もある。今週はシリアに注目する必要がありそうだ。

 

〇 東アジア・大洋州


 


 金正恩がロシア訪問を計画しているという。ロシアの報道では、11日からのウラジオストク・東方経済フォーラムには出席できないが、プーチン大統領の招待を受けロシア訪問の準備を進めていると述べたそうだ。露朝首脳会談が開かれれば、再び北朝鮮の得点となるだろう。一方、安倍首相は同地で再び日露首脳会議を行う。

 

〇 南北アメリカ




 今週ホワイトハウスでは「魔女狩り」が続く。「匿名トランプ政権高官」探しは今や数人に絞られたとも報じられたが、そんなに簡単に見つかるだろうか。ウォーターゲート事件の「ディープスロート」はFBIの副長官だったが、それが明らかになったのは事件から30年後のことだ。犯人捜しするエネルギーがあるなら別のことをやったらどうか。

 

〇 インド亜大陸




 特記事項なし。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。


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