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トランプ氏は北朝鮮の「感性独裁」に支配されている?

Japan In-depth / 2018年10月7日 18時0分


▲トランプ氏Twitter 2018年8月1日


手紙のたびに「素晴らしい」を連発するトランプ大統領の言葉とはうらはらに、北朝鮮の非核化の進展、その実績は皆無といっていい。平壌の南北首脳会談で北朝鮮が言及した東倉里のミサイルエンジン実験場や発射台「永久廃棄」、あるい「米国の相応の措置」があれば「寧辺核施設を恒久的に廃棄する」というのも、非核化ではなく施設破棄にすぎない。次から次に北朝鮮がそれらしい項目を並びたてるサラミ戦術は、目標の非核化への道をさらに先送りしているだけで、むしろ障害物だけが増え、非核化のハードルは上がっている。



▲写真 首脳会談に臨む北朝鮮金正恩委員長と米トランプ大統領 2018年6月12日 出典:facebook White House


米国務省、CIA、DIA、国防総省等々には北朝鮮の心理戦、感性独裁と戦略戦術の専門家は多く、その知見は北朝鮮から脱出した高位級脱北者が驚くほどレベルが高い。彼らがホワイトハウスに様々な分析を入れていることは間違いないが、金正恩の真意を判断するのはトランプ大統領である。もし、トランプ氏が「片思い」なら、世界は大変な代償を払わせられることになる。


トップ画像:金正恩委員長からの手紙を受け取ったトランプ氏(2018年6月1日)出典 Shealah Craighead


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