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利権と化した五輪なら、いらない スポーツの秋雑感 その1

Japan In-depth / 2018年10月11日 23時0分

そして、相当な数のボランティアが必要となるわけだが、前述の猛暑の問題などもあって、思うように人手が集まらないことから、最近、交通費を支給することに決まったという。その額、1日1000円。一方で、組織委員に名を連ねている「名士」ともなると、2400万円もの報酬が支払われると聞く。


お国のためだからタダで働け、などとまで言うつもりはないが、公務員給与なみの常識的な額にまで切り下げて、浮いた分を熱中症対策に回したり、遠方から手助けに来るボランティアに対しては、せめて実費くらいは支払っても、バチは当たらないのではないか。


無償で働くことをボランティアと言うのだと思っておられる向きもあるやも知れぬが、それは違う。自ら名乗り出て仕事をする、という意味で、志願兵も英語ではボランティアと言うのだ。いずれにせよ、巨額の費用を要する東京五輪は、その分、一部の人々にとって巨額の利権が生じることに他ならない。


折から、築地市場がいよいよ豊洲に移転したニュースが流れた。ご案内の通り、五輪のための道路整備などが移転の眼目である。その豊洲の土壌汚染問題が表面化した時に私は、「食の安全を犠牲にしてまで開催せねばならない東京五輪など、いっそ返上してしまえ」と主張した。今もこの主張を変えるつもりはないし、主催者側=組織委員会に、五輪を利権ととらえるような人間が一人でもいるのであれば、「参加する意義が一体どこにあるのか」と言わざるを得ないのだ。


トップ画像:東京五輪開催まで2年を切った。写真は東京タワー 出典 flickr(by t-mizo)


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