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「一帯一路」が招くウイグル人大弾圧

Japan In-depth / 2018年10月22日 18時0分


▲写真 「一帯一路」構想を推進する習近平国家主席 出典:Wikimedia


アメリカの同委員会の報告はこの疑問への答えとして「一帯一路」構想をあげていた。習近平主席が始めた野心的なインフラ建設の現代版シルクロードの同構想では新疆ウイグル自治区が最重要なハブ(中枢)になるというのだ。


そのハブでは地元社会の長期の安定が求められる。中国政府からみての「分裂主義」や「過激派」のウイグル民族の反中志向が少しでも残っていてはならない。そんな共産党首脳部の非道な計算こそが今回の大弾圧を招いたというわけだ。


「一帯一路」の不都合な真実とでも呼べようか。こんな非人道的な措置をももたらすインフラ建設構想に日本の官民ともいまや協力の姿勢をみせそうな気配がある。いくら経済面での利得を追うという動機であっても、人道面でのこうした現実も考慮の要因としなければならないだろう。


トップ画像:中国政府によるウイグル住民への弾圧に反対するデモ(2009年1月26日 米・ワシントンD.C.)出典:flickr mike benedetti


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