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文在寅大統領は北朝鮮の「特使」?

Japan In-depth / 2018年10月23日 18時36分


▲写真 ローマ教皇の北朝鮮訪問に反対する韓国の信徒 出典:ザ・自由日報が著者に提供


この件に関してバチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿は19日のバチカンニュースで、教皇フランシスコが北朝鮮を訪問することに前向きな姿勢を示したと明らかにした上で、それは韓国大統領がこの件を口頭で伝え、教皇もそれに対し口頭で答えたであろうという意味で、これはまだ最初のアプローチの段階であるとした。


そして、この訪問を真剣に検討する段階になれば、当然、それを実現するための条件が要求されると述べると共に、自身の見解では、こうした訪問には周到な準備と考察が必要と語った。韓国青瓦台の発表とは随分とニュアンスが異なる見解だ。


過去に反共のためにナチスと手を握ってホロコーストを容認する過ちを犯したバチカンが、万に一つでも文在寅氏(カトリック洗礼名はテモテオ)の仲介に乗って、人権を踏みにじり、宗教を弾圧する残忍な独裁者、金正恩と手を握ることになるならば、その歴史に今一つの大きな汚点を刻むことになる。


カトリック信者のためにもそうならないことを心から願うばかりだ。すでにソウルでは純真なカトリック信者の団体である「大韓民国守護カトリック教徒の会」が、文大統領の「フランシスコ法王北朝鮮訪問推進反対」のデモまで起こしている。


何の恥じらいもなく、金正恩の「代弁人」どころか「特使」まがいの行動まで行う文在寅氏を、韓国の市民団体は「与敵罪(※)」で告発した。


 (※編集部注)韓国の与敵罪・・・敵国と一緒になって国家に敵として対抗する重罪。


トップ画像:欧州歴訪から帰国した文在寅大統領夫妻(2018年10月21日ソウル空軍基地)出典:韓国大統領府facebook


 


【訂正】2018年10月23日


本記事(初掲載日2018年10月23日)の著者名「島田洋一」氏は「朴斗鎮」氏の間違いでした。お詫びして訂正いたします。本文では既に訂正してあります。


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