「政治二極化、議論収斂させる」長島昭久衆議院議員
Japan In-depth / 2019年1月19日 14時13分
「細川珠生のモーニングトーク」2018年1月12日放送
細川珠生(政治ジャーナリスト)
Japan In-depth編集部(石田桃子)
【まとめ】
・「未来日本」は政治の二極化の中で議論を収斂させる触媒になる。
・アベノミクスは、投資分野での政策転換が必要。
・日本は東南アジア・南太平洋の未来にプラスを創る政策を標榜せよ。
【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されないことがあります。その場合はJapan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=43760でお読みください。】
今回のゲスト長島昭久衆議院議員は、現在無所属。かつては民進党に所属し、2017年の衆院選を前に希望の党に参加、2018年5月の希望の党解党と国民民主党結党には加わらず、10月、行動を共にしてきた笠浩史氏とともに、国会会派「未来日本」を立ち上げた。今月下旬に通常国会が召集されるのを前に、日本が抱える政策課題や、「未来日本」の今後の方針について、政治ジャーナリストの細川珠生が話を聞いた。
まず、希望の党の挫折について、長島氏は「(それによって)野党再編が10年遅れた。」と述べた。二極化した政治構造の中で、大多数の国民の思いに寄り添う改革保守政党・希望の党の結成は、偏っていた野党の政策軸を真ん中に戻し、政権交代可能な野党をつくるチャンスだったという。
それが失敗した後、野党第一党・立憲民主党に軸を合わせたことは、当初の思惑と逆行する。長島氏は、「少子高齢化、人口減少、米中新冷戦という厳しい内外情勢を前にして右派・左派、与党・野党の対立は不毛。中心で議論を収斂させる触媒の役割を果たしたい。」と述べた。
▲写真 ©Japan In-depth編集部
その思いで結成した国会会派「未来日本」の所属議員は、現在長島氏と笠氏の2人。今後、衆参両院で同志を集め、人数を増やして通常国会に臨む予定だという。また、長島氏は、2018年6月に地域政党「未来日本」を設立し代表を務めている。2019年4月の統一地方選挙、7月の参院選に候補者を立て、地方から国政に影響を与えるという戦略も示した。
次に細川氏はアベノミクスについて、「一見成功したように見える一方、国民が幸せを実感するには不十分であり、新しい経済政策が必要」との考えを述べた。その上で、「アベノミクスのアップグレードが必要」と言う長島氏の考えを聞いた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
泉・立憲民主代表の交代論がささやかれるワケ 都知事選敗北なら責任論拡大、険しさ増す前途
東洋経済オンライン / 2024年7月6日 9時30分
-
政権交代の機運高まる立憲民主党で内ゲバ発生の懸念 野田元首相、枝野氏ら旧世代の大物議員たちがにわかに野心、代表選で“泉おろし”も
NEWSポストセブン / 2024年7月3日 6時59分
-
泉健太・立憲民主党代表は“政権交代のシンボル”たりえるか? 党幹部からは「人柄はいい。聞く耳もある。しかし自分の意見がない」評も
NEWSポストセブン / 2024年7月1日 7時12分
-
菅前首相の〝岸田批判〟に永田町ザワつく 「若手に自民党再生を託した」という意見も
東スポWEB / 2024年6月26日 18時41分
-
なぜ立憲民主党には「マトモな候補者」がいないのか…野党が質の低い「炎上議員」を量産してしまう理由
プレジデントオンライン / 2024年6月17日 7時15分
ランキング
-
1小池都知事演説中、ビラ投げつけ容疑で男逮捕 選挙妨害疑いで捜査
産経ニュース / 2024年7月6日 20時42分
-
2大手回転寿司チェーンが抱える“ジレンマ”。「ひと皿100円均一」からの脱却も、“強みを失う”結果に
日刊SPA! / 2024年7月7日 8時53分
-
3関東以西の26都県に熱中症警戒アラート 今日7日(日)対象
ウェザーニュース / 2024年7月7日 5時50分
-
4強豪・東洋大ボクシング部員が詐欺に関与か、リーグ戦を出場辞退…「個別事案であり部の活動は停止しない」
読売新聞 / 2024年7月6日 18時49分
-
5都知事選、投票続く=過去最多56人が立候補
時事通信 / 2024年7月7日 16時2分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください