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延長、延長で2試合分の死闘。決勝へ王手−日本製紙クレインズに引き受けの名乗りが

Japan In-depth / 2019年2月25日 15時33分

 


■ アジアリーグチェアマンからアナウンス「前向きな話し合いは続けている」


熱い戦いは、まだまだ続く。が、アジアリーグプレーオフ開始前に一部報道が「日本のチームはアジアリーグを抜け、来季から日本リーグが復活する」と報じる動きも見られ、にわかに慌ただしくなった。


しかし、同リーグの小林澄生チェアマンは報道を受け、「そのような事実は一切ございません。しかしながら今後のリーグのあり方や改革、アイスホッケー界の発展に関しては積極的な議論が継続的に行われています」と、発表している。


また、全国から支援の声も着々と集まっている。先月末、栃木日光アイスバックスは地元日光霧降でレギュラーリーグ最終戦をクレインズと戦った。その際に、会場でクレインズを存続を望む署名活動を行い、実に2,292名の賛同を得る署名を集めた。



▲写真 集まった署名を渡すセルジオ氏と受け取る寺山氏。日光・霧降にて ©ice bucks


署名は、アイスバックスのセルジオ越後シニアディレクターから、「氷都くしろにクレインズ存続を願う会」の寺山博道代表に手渡された。


寺山代表は「時間は少ないですが、思いは実現できると考えています。何としても釧路にチームを残し、クラブを創設できるように頑張ります」と、その場で挨拶した。


アイスバックスはかつて、古河電工の廃部で立ち上がったクラブチームだ。セルジオ氏は「これだけの署名が集まったのは、我々が苦労した時代を知っている皆さんが、クレインズも何とか存続するようにという気持ちを皆さんが一番思っている証明だと感じています」と、応えて両者は大きな拍手を浴びた。


会は3月15日までに10万人分を集める事を目標に、現在も釧路を中心に全国で署名活動を展開している。


 


■ 「アイスホッケーをオリンピックで観た事で始めた」熱き主将、上野


そのアイスバックスとの最終戦に、試合を決める一打を放ったクレインズの主将の上野は、試合後の記者会見でこう語った。


「僕がアイスホッケーを始めたのは、オリンピックの試合を観て、とても感動したからです。そして、今、アイスホッケーを頑張っているジュニアたちにも、同じように自分たちが闘う姿を見せ続けたいと、心から思います」


その雄姿を見続けたいのは、子供たちだけではない−。


トップ写真:釧路でのセミファイナル初戦で勝利して歓喜するクレインズの選手たち 提供:日本製紙クレインズ


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