1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「大阪W選に向け全力」日本維新の会幹事長馬場伸幸衆議院議員

Japan In-depth / 2019年3月15日 11時26分


(c)Japan In-depth編集部


 


4月の統一地方選で改選される議会の見通しについて、馬場氏は「 既に、府議会は過半数、市議会はちょうど半数の候補者を擁立している。」と述べ、過半数獲得に意欲を示した。一方、自民党は府知事選の候補者に小西禎一氏を推薦した。小西氏は橋本府政下で行財政改革のプロジェクトチームのリーダー、総務部長、松井府知事の下でも副知事を歴任している。馬場氏は「ずっと府の中枢で実務的なことをされてきた方が今となって(都構想を)間違っているというのは、自己否定、自分の能力のなさを示しているのでは」と疑問を呈した。


 


大阪維新の会の実績をみて、安倍編集長は「行財政改革は今のままでは難しいのか」と質問した。これに対し馬場氏は「このままでは限度がある。企業で例えると、東京都港区に本社があって隣の渋谷区に本店がある状態。企業ではありえない。一つにするだけで総務・管理的なコストダウンを図ることが出来る。」と答えた。


 


都構想反対派について馬場氏は「反対する議員は自分の保身のため。我々は大阪都構想をやるために立候補した人もいるので現実的にはできなかったということで今回引退する議員もいる。」と述べ、大阪都構想実現に向けて覚悟をもって取り組む姿勢を改めて強調した。


 


安倍編集長は「前回の住民投票も土壇場でネガキャンが行われたが、今回は」と聞くと、馬場氏は「今回も仮に住民投票が可能になったとしても、また反対派はとことんネガティブキャンペーンをやっていくだろう。市営住宅の家賃、水道料金、国民健康保険料が上がるといった、ありもしない同じパターンを繰り返してくるだろう。」と警戒感を示した。


 


安倍編集長が大阪都構想の関心の低さを指摘すると、馬場氏は「松井代表がよく言うのは『バーチャル大阪都』。府知事と市長両方お預かりしている時は、二人が何かをするという時は相談・協議して前に進める。指揮官が事実上一人になっている。その結果実績が出ている。交通インフラが出来たり、G20、大阪万博の招致が成功したりしている。ねじれると府市合わせ(編集部注:不幸せを揶揄した言い方)で喧嘩して生産的なことは全くできなくなる。指揮官が変わって元の木阿弥になることを阻止するために、制度として『大阪都』を成し遂げられるよう、議論していかなければならない」と述べた。


 


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください