1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

インドネシア大統領選現職優勢

Japan In-depth / 2019年4月18日 15時26分

当時国軍の幹部だったプラボウォ氏は腹心の部下による秘密部隊を使って民主化運動の活動家や学生運動家の拉致、拷問事件に関与したとされている。


プラボウォ氏はこれまで「上官の命令に従っただけである」と弁明しているが、当時軍の秘密部隊が関与した事件では依然として13人が行方不明となっている。


しかし、今回初めて投票権を行使する若者約700万人は当時の歴史を知らず、プラボウォ氏が演出する絶叫調の演説に「強い指導者」をイメージして支持を広げてきた


こうしたプラボウォ氏と、庶民派で人間的には魅力があるものの政治指導者としてはリーダーシップに欠けるとの評価もあるジョコウィ大統領による今回の大統領選では、都市部の有権者や学生などを中心に「ゴルプット(白票)」つまり棄権する有権者がかなり多くなるとの観測も事前にあり、投票率の結果が注目されている。


さらに両候補者の得票差が近接した結果となった場合に、プラボウォ氏側が投票不正の訴えや再集計を求めることも予想され、投票率と同時に票差がどのくらいになるかも注目されている。


 


トップ写真:早朝から投票所に行列する有権者 出典:著者撮影


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください