都市部で拡大ウーバーイーツ
Japan In-depth / 2019年5月18日 10時57分
嶌信彦(ジャーナリスト)
「嶌信彦の鳥・虫・歴史の目」
【まとめ】
・人混みの公園で初ウーバーイーツ体験。便利さをよく感じ取れた。
・運転手のモラルの問題、顧客情報漏洩発覚。一歩間違えるとリスク。
・ウーバーが今後安心して利用されるには法的規制などが必要。
【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されないことがあります。その場合はJapan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=45784でお読みください。】
今年のゴールデンウィークは、私達夫婦と娘夫婦、4歳の孫娘と5人で連れ立って都心のホテルに2泊し、のんびりと過ごした。10連休で家に閉じ篭っているのは能がないし、海外や地方の旅行は人がいっぱいで疲れる気持ちが先立ち、結局都内のホテルで休養することにしたのである。幸いポカポカ陽気で過ごしやすく、小さなテントを持って増上寺隣の芝公園に出かけた。公園は家族連れや若い男女たちでいっぱいだった。
昼時になって食事をどうするか、となった時、娘夫婦が、初めてだがUberEATS(ウーバーイーツ)を頼んでみようということになった。これは、登録したアプリからサンドイッチや飲み物、サラダなど数種類を注文すると30分以内に届けてくれるというものだった。
ただ、その公園では芝生のあちこちにテントが張られ、ビニールシートに車座になったりとグループがいっぱいで、おそらく数百人はいただろう。そんな大勢の人出の中で、はたして食事を届けることができるのか、と懸念した。また、一体この広い公園でどうやって受け渡しを行なうのだろうという興味も沸いた。どうやらGPSを利用した地図で大体の場所を探り当て、近くに来て探し出せない時は電話で連絡してくるようだった。15分もすると配達員が店を出て公園に向かっている道筋が携帯上の地図に反映され、動いている状態も手に取るようにわかった。
問題はこの公園の大勢の人の中からどうやって注文主を見つけ出すかという点だ。相手は自転車に乗り、黒いTシャツを着ているという情報だったので公園近くの道路を見ていると何台目かにそれらしい人物が現れた。私達がそばに行くと、注文品を持った若者が本当に30分以内に注文通りの品を10品ほど届けてくれた。Uber(ウーバー)はタクシーを呼ぶ時によく使うと聞いていたが、この時はウーバーイーツの便利さをよく感じ取れた。
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