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米、子供に糖尿病リスク拡大

Japan In-depth / 2019年5月25日 11時0分


▲写真 ランチを待つ子供達 出典:Rick Brady/SNA


カリフォルニアの高校に通う15歳のTinaさんは、「カフェテリアのランチは、ピザかハンバーガーかチップスにクッキーがほとんどで、味も美味しくない。だから家からお弁当を持ってきているの」と話す。


ニューヨークの中学に通う12歳のAnnaさんは「10時にランチが始まるけれど、早すぎてお腹もあまり空いていない。周りでも食事を残す子がほとんどよ」と話す。カリフォルニアの小学校で働いていたLynnさんは「子どもたちは、学校で買う食べ物をよく残しているわ。すごく悲しいけれど、味が美味しくないし、種類も限られているから、仕方ないのかもしれない」と残念そうに話す。



▲写真 学校給食©ファイゲンバーム裕香


健康的な学校給食は、子どもの食生活を改善する重要な役割を担っている。全米栄養協会の調査によれば、給食プログラムのサポートが肥満を予防し、子どもの学力向上にもつながるという。特に給食費を払うことが困難な低所得世帯の子どもたちにとっては、学校での給食が1日の半分以上のカロリーにあたるし、もしかしたら、学校給食がその日唯一の食事かもしれない。 学校で食べる食事は、生涯に渡る食生活にも影響を与えると言われている。アメリカの給食の早急な改善が求められる。


(記事では、学校給食と書いたが、子どもたちはお弁当持参でも良いし、お金を払って学校給食を利用しても良い。給食費を払うことが困難な家庭は、事前に申請して条件が合えば、給食費免除、もしくは一部を減額してもらえる)。


トップ写真:ランチ風景 出典:Rick Brady/SNA


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