「日米のつながりは強固」若宮健嗣衆議院議員
Japan In-depth / 2019年6月4日 14時44分
「細川珠生のモーニングトーク」2019年6月1日放送
細川珠生(政治ジャーナリスト)
Japan In-depth編集部(小俣帆南)
【まとめ】
・異例の米大統領来日。日米の繋がりが強固であることを対外的にアピール。
・中東地域の安定の為、安倍総理はアメリカとイランの仲介を。
・日朝首脳会談、無条件でまずは北朝鮮に開催の意思を表明させることから始めるべき。
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5月25日から4日間、アメリカのトランプ大統領が来日した。日米首脳会談も開催され、安倍総理とトランプ大統領は日米関係がより強固になったことを国内外にアピール。今回は、衆議院外務委員長を務める若宮健嗣衆議院議員をゲストに招き、日米関係について政治ジャーナリストの細川珠生氏が話を聞いた。
今回の来日について若宮氏は、「アメリカ大統領が日本のみを4日も訪問した。これは日本としては異例の待遇であり、アメリカ側も意識している」と述べた。4日という長期の訪問だったことについては「通常であれば2泊3日が原則。通常より一日多く来日したというのは大きなポイント」だとし、日本のみを訪問したことには「通常ではアジア地域に来る際は、他の国に寄ってから帰ることが多い。今回は日本を重視した訪問」だったとの見方を示した。
今回の日米会談の成果としては、「世界のトップリーダーの中でトランプ大統領と最も本音で話せるのは安倍総理だ、と各国の代表者が思っている。欧州各国には勿論、アメリカが競争的な立場としているロシアや中国に対してものすごく大きなインパクトがあった」と述べ、日米同盟の強さをアピールするという対外的なインパクトが非常に大きい来日となったことを話した。また、「令和初の国賓という意義も大きい」とも述べ、日本とアメリカとの繋がりが強固であることが示された来日だったとの見方を示した。
続けて細川氏は、トランプ大統領が安倍総理のイラン訪問に賛同したことに言及。これについて、日・イラン首脳会談を行う目的について若宮氏に尋ねた。
若宮氏は「日本とイランとは長い間友好関係を継続している。一方、イランとアメリカは気まずい状況にある」と述べ、「イエメンの反政府軍に対してイランが武器など様々な物資を供与しているのではないか、との見方がある。その供与されたミサイルが、アメリカと友好的であるサウジアラビア国内に打ち込まれたという事実も確かにある」と、イランとアメリカとの関係が悪化している背景を述べた。
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