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「福島の魅力を世界へ」森まさこ参議院議員

Japan In-depth / 2019年6月16日 12時2分

具体的な企業の取組みとして森氏は新潟県長岡市の建築金具を作っている株式会社サカタ製作所の取り組みを紹介。この会社は、育児休暇率100%、残業ゼロを実行したところ売り上げが伸びて社員の出生率も増加し、優秀な若者が入社するようになったという。この企業は2019年のホワイト企業アワード最優秀賞を受賞している。


次に森氏は、福島県の女性の県外流出率が高いことを上げ、福島こそ女性活躍日本一の県にしたいと述べた。「女性が学んだ知識を生かして働いて夢を叶え、社会に貢献してお給料をいただくという幸せを享受」できることが大切だとの考えを示した。また、女性の就業率が上がると子供の教育レベルも上がる例として、シンガポールを挙げた。


また、片親一人で育児を行うワンオペではなく、「お父さんとお母さんと家族で子育て、地域で子育て」を目指すことが児童虐待防止にもつながるとの考えを示した。



▲写真 ⒸJapan In-depth編集部


 


■ 若者の政治参加


森氏は、これまでは政治家が演説しそれを若者が聞いて学ぶのではなく、森氏ら政治家が若者のアイデアを実現させることを目指すため、新しいプロジェクトを立ち上げたことを紹介した。若者が社会を動かす人=政治家を選ぶことを目指している。森氏はそれこそが選挙であるとした。


現在、インスタグラムのストーリー機能を利用し、彼らが持っている「福島」のイメージを撮影、専門のサイトに投稿、その動画を森氏が世界にアピールし、福島の魅力を伝え、世界中の人々を福島に呼ぶという「福島未来プロジェクト」がスタートした。福島第一原子力発電所の事故の時から止まってしまっている福島の印象を若者たちのインスタ動画によって変えていこうとしている。


ウーマノミクスという言葉が誕生したように女性の社会進出に対する姿勢は変化してきてはいるものの、未だに女性が仕事をすることに対して肯定的ではない地域もあるという。森氏は「みんなの声を代弁するものが、女性じゃなきゃいけないし、女性も男性も高齢者も若者もいろいろいるということでイノベーションが起きていく」と述べ、女性活躍、少子化対策、災害対策・危機管理を福島のブランドにしていきたいと述べた。


トップ写真:ⒸJapan In-depth編集部


訂正:以下、文中に間違いがありましたので訂正しました。(2019年6月16日16時38分


訂正前:福島県の女性の県外流失率が高い


訂正後:福島県の女性の県外流出率が高い


 


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