現代の恐竜島、閉鎖で大騒動
Japan In-depth / 2019年8月12日 11時44分
■ 大統領は何らかの制限の必要性を支持
コモド国立公園を訪れる外国人観光客は主にバリ島から空路でフローレス島のラブアンバジョーに向かい、そこから船やスピードボートなどで数時間かけて到着する。コモド島、には宿泊施設がなく、観光客だけの単独行動は禁止されているほか、外国人観光客は15万ルピア(約1200円)の入園料が徴収される。
インドネシアの自然の豊かさを象徴する世界遺産の一つであるコモド国立公園だけに、ジョコ・ウィドド大統領も現地を視察した際に「コモドドラゴンの保護の観点から観光客に対する何らかの制限は必要」との立場を示している。
州政府などが計画している観光客の立ち入り禁止は今のところコモド島だけを対象としており、パダール島を挟んで東に隣接し、同じくコモドドラゴンが多く生息するリンチャ島への観光客の立ち入りは制限しないという。このため「コモドドラゴン観光」そのものが全面的に不可能になるわけではないことから「外国人観光客の理解も得られるのではないか」(州政府)として、残る地元住民との交渉が今後の焦点となるとしている。
トップ写真:コモドドラゴン(インドネシア) 出典:Pixabay; Deepu Joseph
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