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フィリピンに新たなテロ組織

Japan In-depth / 2019年8月19日 12時2分


▲写真 警察組織関連の記念式典でスピーチするドゥテルテ大統領(ケソン市 2019年8月9日)。戒厳令の対象地域拡大も視野に入れているという。 出典:Presidential Communications facebook


長年政府軍との武装闘争を続けてきた反政府過激組織である「モロイスラム解放戦線(MILF)」や「モロ民族解放戦線(MNLF)」などは自治権拡大などで政府と和平交渉を続けており、ドゥテルテ政権としては和平に応じる用意のある組織とは「停戦による和解」を目指す一方で、徹底抗戦やテロ行為を続ける組織には「軍による掃討作戦で壊滅を目指す」との強硬姿勢を示している。このため、これまでの南部中心の対テロ作戦に加えて新組織、新グループによるテロ封じ込めのためにルソン島北部地域への軍の重点投入による対テロ対策と2正面作戦展開を余儀なくされている。


8月7日の現地紙「フィリピン・スター」によると、ドゥテルテ大統領はマラカニアン大統領官邸で「シリアやイラクでの(ISが起こした)残忍な事件がフィリピンで起きないように神に祈っている」と記者団に語り、新たな対テロ作戦によるフィリピン国内のIS関連組織の早期壊滅とテロ防止を強く訴えた。


トップ写真:爆弾テロの犠牲者を哀悼するドゥテルテ大統領(スールー州・ホロ/2019年1月28日) 出典:Wikimedia Commons; Philippine Information Agency


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