可能性に「気付き」、将来を「築く」〜何度でもやり直せる社会を目指して〜(後編)
Japan In-depth / 2019年9月9日 11時0分
鬱や不登校の人にとって必要なものは何か聞くと、安田氏は「自己肯定感」と答えた。
「それを他人が担保するか自分で担保するかは人によって違う気がする。色々な人に優しくしてもらうことで、自分が生きてる意味があると思える人もいる。」安田氏は自己肯定感、自分の生きてる価値を感じることが重要だと話した。
実際安田氏も、自身が辛かった時期は「自分はきっと何かを成し得る。もっとできるはずだ。」という自己肯定感が自分の支えになったという。
ただ、どのような居場所がいいわけではないという。高学歴の人が工場での単純作業とかやらされたりすると「自分はここまで落ちたのか」と思ってしまう。そのため、その人の性格や歩んできた道のり、人生の中で、どこでどのような人に囲まれ自己肯定感を持つかは、ひとりひとり違う。
最後に、若者へのメッセージを聞いた。
安田氏は、「人間好きに生きればいい。性格も全員違うわけで、ある物事をみて感じることも全然違うはずだから”こういうふうに生きたら良いよ”とは絶対言えない。その人の立場に立とうと思ったら、それは絶対分からないから。だから何も伝えられないけど、好きに生きて満足できればいいと思う。」と語った。
(了。前編の続き。全2回。)
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