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前FBI長官が内部文書盗用

Japan In-depth / 2019年9月10日 0時59分


▲写真 The New York Times building 出典:Flickr; James Cridland


この記事が司法省としての「ロシア疑惑」の特別検察官任命につながったとされている。だがこの特別検察官の二年近くの捜査ではロシア政府とトランプ陣営の共謀を示す事実はなにもなかったという結論が出た。


監察総監の報告書は「コーミー前長官のこの行為は悪用した記録書には秘密とされた情報も含まれており、FBIの内部規則の違反であり、長官として偽善的で危険な行動だが、刑事訴追はしない」と述べていた。コーミー前長官は係官の自宅調査でも虚偽の答えをしているため、事実上の公文書の盗用だともいう。だがFBIとしては前長官の刑事訴追はあまりにその被害が大きいとの判断からの不起訴措置だと観測されている。


このコーミー氏の行動の判明の結果、同氏が長官時代から政治的に民主党支持であり、共和党のトランプ大統領に対しては政権当初からその追い落としを図る動きにかかわっていたことや、ニューヨーク・タイムズがトランプ大統領攻撃の政治目的で動いていることが明らかにされた。



▲写真 リンゼイ・グラハム上院司法委員長 出典:Flickr: Jim Greenhill


アメリカ議会では監察総監のこの報告書発表に対して、上下両院の共和党議員たちからは「全米最高の法執行機関のトップがこのような不正を働くとは前代未聞であり、新たな捜査の対象とすべきだ」(リンゼイ・グラハム上院司法委員長)とか「コーミー氏のこの行動はオバマ政権に任命された法執行機関の首脳が政治党派性を発揮して、現職の大統領を辞職させようとした重大な犯罪行為だ」(ジム・ジョーダン下院監督刷新委員会メンバー)といった糾弾の声が起きている。


トップ写真:ジェームズ・コミー元連邦捜査局長官 出典:Flickr; Rich Girard


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