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急成長ウズベキスタン訪問記

Japan In-depth / 2019年9月20日 18時0分

私にとっても過去の公式訪問やグループ旅行でこれほどの“おもてなし”を受けたのは初めての経験だった。また、今後、日本ウズベキスタン協会とウズベキスタン政府の文化・観光当局との共同プロジェクトを遂行することも約束した。


世界の人気観光地であるエジプト、トルコ、パリ、ニューヨーク、ロンドンなどがテロで揺れているせいか、中央アジア、特にウズベキスタン観光の人気の高まりはすさまじく日本人観光客も前年比で4-5倍に上っている。私たちが訪れた時期には500人以上の日本人が来ていたようだ。今回の旅程は、かなりきつく、中にはお腹を壊した人もいたが、ウズベキスタンの料理や果物も大いに楽しんだ訪問でもあり、大成功だった。現地ガイドの若いドストン氏や添乗員の遠藤美佐子氏の献身ぶりにも感謝したい。



▲写真 ウズベキスタン側のおもてなし 出典:著者提供


 


■ 中央アジアの隆盛が再び


中央アジアは、現在先進国に遅れ地政学的にも孤立気味なので世界から忘れられそうな存在になっている。しかし、紀元前1000~2000年前は、東西を結ぶシルクロードの中心のオアシス都市として栄え、東西の文物が行き交った文化・文明の中心地だった。青いモスクや美しい建物にその面影をはっきりと残している。時代はいま日本や欧米の先進諸国に元気がなく、中国や東南アジア諸国などが成長を遂げて投資を集めている。中央アジア地域も平均年齢が20~30代で人口が急増し(20年前のウズベキスタンの人口は2200万人だったが、現在は3200万人)、2025年には1億人に達するとの予測もある。人口増大は成長の柱であることを考えると、21世紀半ばには再びウズベキスタンを中心とする中央アジアの時代がやってきそうな予感がする。


トップ写真:ウズベキスタンの建造物 出典:著者提供


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