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「児童手当倍増を」国民民主党政調会長・泉健太衆議院議員

Japan In-depth / 2019年9月23日 14時3分

「児童手当倍増を」国民民主党政調会長・泉健太衆議院議員


細川珠生(政治ジャーナリスト)


「細川珠生のモーニングトーク」2019年9月14日放送


Japan In-depth編集部(髙橋十詠)


【まとめ】


・第4次安倍第2次改造内閣、目先変えただけ。


・児童手当倍増等、消費増税による負担軽減が必要。


・野党は中道から穏健保守層の取り込みが重要。


 


第4次安倍第2次改造内閣が発足した。新しい顔ぶれで安倍内閣は何を目指すのか。今回、衆議院議員で国民民主党政調会長の泉健太氏をゲストに迎え、政治ジャーナリストの細川珠生が話を聞いた。


泉氏は、「新内閣には基本的に期待をしたいと思うが、この布陣をみてると、たらい回しをしていると感じる」と述べた。


細川氏が、北方領土問題、北朝鮮問題、日韓の問題、そして日米貿易交渉など、安倍政権は長引く課題に結果を出せていないことを指摘した。


これに対し泉氏は、「結果を出せていない時に内閣改造して、なんとなく目先が変わったように見えるだけで、成果は出ていない。アベノミクスも含め、このことはしっかりと検証してかなければいけない。」と述べた。


また細川氏は、10月の増税が日本経済に大きな影響を及ぼす可能性について、「このまま個人消費が停滞し続けていると、本当に経済に打撃となる」と指摘した上で、国民民主党が参議委員選挙の時に「増税すべきではない」と主張していたことについて触れ、どう減税を実現しようとしているのか聞いた。


これに対し泉氏はまず2つの問題点を挙げた。


(1) 平成の30年間で、消費税のウエイトは上がり、消費税収は増えた。しかし、法人税が下げられているので、社会保障に使える税収は全然増えてない。


(2) 子供を育てるには1人3000万円はかかるのに、日本では15歳までの支援手当額が年198万円しかもらえない。


こうしたことを踏まえ泉氏は、「少なくとも児童手当を倍増するようなことを行いたい。また、生活の苦しい方々や家賃生活者の方々もたくさんいるので、家賃補助や交通機関に対する補助など、他の形での負担軽減を訴えていきたい。」 と述べた。


加えて、「そもそもお金を持ってる方ほど消費をするわけだから、お金を持ってる方ほど軽減税率の恩恵をうけてしまう問題がある。消費税を引き上げる際の対策は、何が公平で、何が本当に低所得者の為になるのか、しっかり論戦していきたい」と述べた。


次に、細川氏は、野党2党・1会派の統一会派結成について、今の 役員とは別に、会派の会長をつくろうとしていることについて、どのように話を詰めているのか聞いた。


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