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無知で無節操なマスコミが一番悪い 「知日派」韓国人の声 その3

Japan In-depth / 2019年9月27日 12時12分

無知で無節操なマスコミが一番悪い 「知日派」韓国人の声 その3


林信吾(作家・ジャーナリスト)


林信吾の「西方見聞録」


【まとめ】


・ネット世論と現実社会は大きくかけ離れている。


・日本も韓国もネットに媚びるような論調で状況を悪化させている。


・ネットの一部の悪口を本物の世論であると勘違いしてはいけない。


 


【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されないことがあります。その場合はJapan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=48127でお読みください。】


 


不幸なことに、韓日両国の関係は今、かつてなかったと言われるほど冷え込んでしまっています。


夏には、日本のある週刊誌が『韓国なんかいらない』という特集記事を載せ、執筆者をも含めた各方面から糾弾されて、謝罪に追い込まれるという騒ぎも起きました。


私はと言いますと、見出しだけで内容は想像がつきましたから、買って読んでなどいません。そんな雑誌に、お金を払う気になどなれませんし。


ですから、読んでもいない記事についてコメントはできませんが、辞書や教科書まで出している名門出版社がやることか、という感情は、やはり抑えがたいものでした。


林さんから教えていただいたのですが、問題の編集部内では、


「今、韓国を叩けば部数が伸びる。ネットで話題になれば二度おいしい」


という判断で、企画にGOサインが出されたのであると、日本の出版業界では衆目が一致しているとか。


ネットで韓国や韓国人、それに在日の悪口を書くと閲覧数が伸び、お金にもなるというのは、なにも今に始まったことではないと思いますけど、ジャーナリストがそこまでネットに媚びるというのは、やはり考えものです。


私はすでにお話ししましたように、日本在住の韓国人ジャーナリストとして、もう30年もこの国で暮らしているわけですけれど、今度のことで仕事がやりにくくなったとか、そういうことはまったくありません。


取材に出向いた先でも、皆さん親切ですし、日常生活もまったく今まで通りです。


いわゆるネット世論と、現実社会のそれは、まるっきりかけ離れているのですね。


話を戻しますと、TVもひどいものでした。


やはりこの夏の話ですが、韓国を旅行中の日本人女性が、韓国人の男に暴力を振るわれたという事件を、皆さんご記憶ではないでしょうか。


男は酒に酔っていて、街で見かけた日本人女性に、日本語で話しかけた。ところが相手にされなかったので逆上したらしい……まあ、しょうもない騒ぎですよ。


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