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全世代型社会保障の議論開始

Japan In-depth / 2019年9月27日 18時0分

しかし、連合の神津里季生会長ら労働側関係者は不在。記者からの「検討会議に(労働側の)当事者がいない」との指摘に対し、西村氏はメンバーは「各審議会の議論を踏まえて発言する」と説明した。  


厚労省の社会保障審議会会長の遠藤久夫国立社会保障・人口問題研究所所長、社会保障審議会会長代理の増田寛也元総務相、労働政策審議会会長の鎌田耕一東洋大学名誉教授もメンバー。これらのメンバーが労働側の意見を代表して述べるとしているが、いずれも政府寄りの立場で働き方改革や年金改革を進めてきた人物だ。  


キーマンとなるのが約1年ぶりの厚労相再登板となる加藤氏だ。安倍首相の側近である加藤氏は、小・中学の同級生で東大でも同窓だった神津連合会長とも親密だ。  


「黒子」として検討会と厚労省各審議会の調整を担う加藤氏は、大臣就任直後から「(パート労働者など)厚生年金対象者の適用拡大の議論を進める必要がある」と、被保険者の非正規雇用者への拡大や支給年齢引き上げに向けて早くも牽制球を投げている。


トップ写真:第1回全世代型社会保障検討会議 出典:首相官邸Twitter


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