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残留派に「白馬の騎士」現る ブレグジットという迷宮 その2

Japan In-depth / 2019年10月27日 18時0分

ブレグジットに関しても、前々から「隠れ残留派」だと言われ続け、ジョンソン首相とは幾度も対立したが、当人に言わせれば、「(ブレグジットに反対して保守党を追放されたような)少数派の議員にも発言と動議提出の機会を保障したに過ぎない」ということになる。


10月末で退任する意向をすでに示しており、下院議長経験者は首相経験者と同様、爵位を授けられて上院(貴族院)に移るのが慣例となっているが、早くも英国政府筋からは、彼には爵位を与えない、という声が聞かれるという。


ここで言う爵位とは、ナイト爵位と呼ばれるもので、厳密には貴族より一段下の騎士(ナイト)身分と位置づけられ、また世襲はできない。ポール・マッカートニーも実はこのナイト爵位を授かっており、公式な場では「サー・マッカートニー」と呼ばれる。言うなれば一種の勲章で、これまで阻止しようとは、英国保守党も了見が狭くなったものではないか。


ナイト爵位があろうとあるまいと、ブレグジットに反対する政治家や市民にとっては、相次いで「白馬の騎士」が現れたようなものである。


(続く。その1)



▲写真 ポール・マッカートニー  出典:flickr by kubacheck


トップ写真 出典:by Pxhere


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