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アニメと時代劇どこが違う? 横行する「危うい正義」その1

Japan In-depth / 2019年11月15日 10時38分


▲写真 里見浩太朗が演じる「水戸黄門」(5代目)出典:photo by Jnn


日本人は師走になると、失業の憂き目を見た個人的な恨みから、元高級官僚とは言えリタイアした高齢者の自宅を襲撃し惨殺するというドラマを見て喜んでいるのである……などと私が書いたら、どう思われるだろうか。万一そんな議論が「周辺諸国」から発信されたら、たちまち大炎上するに違いない。


かなり話が回り道をした、と言うか第1回はほとんど前置きだけで終わってしまったが、本シリーズで取り上げるのは「正義」という概念の危うさである。


なんでもかんでも「暴力はいけません」で片付けてしまうのも、住みにくい世の中にしてしまうという意味で、一種の危険思想だと私は思うが、だからといって、そこに正義がある限り、本来は法が許さない行為でも正当化されてしまうという発想は、もっと危険だ。


そして、残念ながら現在のネット社会では、後者の考え方がむしろ支配的になってきている。本当に、いやな世の中になったものだ。


トップ写真:イメージ“Justice”(正義)出典:Pixaby


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