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トランプ弾劾プロセス進行中

Japan In-depth / 2019年11月26日 10時57分

 


冒頭陳述でヴィンドマンはウクライナで幼い頃に母を亡くし、兄弟3人(双子の弟も)を連れて父が40年前にアメリカに移住したことに感謝し、「真実を話すためにここに来ているので心配しなくていい」と伝えた。アメリカに対し忠実なのか、「ディープステート」と呼ばれる反トランプ派の役人なのではないかと中傷を受けていた。質疑応答中にも、「ここはアメリカ。私と兄弟たちが命をかけて尽くし、守ってきた国です。ここでは『正しい』ことが重んじられる」と発言した際に場内に拍手が起こった。


 


一方のウィリアムズは、トランプ大統領の電話会談内容を重ねて証言するとともにペンス副大統領もウクライナとの裏外交の内容について知っていたことを明かした。


 


3日目 午後


カート・ヴォルカー NATO大使、9月末に辞任


ティム・モリソン ロシアとヨーロッパに関する共和党アドバイザー、8月に辞任したフィオナ・ヒルの後継だったが、10月末に辞任



▲画像 下院情報委員会の公聴会(2019年11月19日)で宣誓するカート・ヴォルカー氏(左)とティム・モリソン氏(右)


出典:YouTube; House Intelligence


 


この2人は共和党からの要請で聴聞に応じた2人で、「交換条件はなかった」とトランプ大統領側に有利な証言を期待されていたが、そうはならなかった。


 


ヴォルカーは辞任する前はウクライナとの交渉での条件には気づいておらず、その証拠はなかったが、その後の報道などを受けて知るに至ったと証言。トランプ側が意図していた「ウクライナの企業ブリスマ社の汚職を調査する」のは、「(次期大統領選で最大のライバルとなるであろう)ジョー・バイデン前副大統領の息子であるハンター・バイデンがブリスマ社の理事に名前を連ねているので『スキャンダルを匂わせることだ』とはグーグル検索するまでわからなかった」とした。


 


モリソンは長年の忠実な共和党員として、トランプ側の「裏外交」は違法ではないと主張しながらも、交換条件はあったと証言した。


(後半に続く)


 


トップ写真 トランプ米大統領(2019年11月20日)


出典:Flickr; The White House(Public domain)


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