私のパフォーマンス理論 vol.44 -冬季トレーニング-
Japan In-depth / 2019年12月23日 7時0分
この目的をどれだけ明確にできるかで冬期トレーニングの精度が変わる。トレーニングはこの目的の達成のためにあり、それを日々グラウンドに行く前に自分に言い聞かせ、帰りながら振り返ることを繰り返す。そうすることでトレーニングの目的意識も明確になるし、練習効果の測定も主観的ながらそれなりに可能になる。この目的が曖昧な選手は、トレーニングも曖昧になり、練習効果の測定も曖昧で、軌道修正も曖昧になる。来年出したいタイム、勝ちたい試合、それを達成するために現場の自分には何が足りないのか。それを埋めれば本当に目標は達成できるのか。またそれは自分というタイプには習得可能なものなのか。習得にどれだけの労力と時間がかかるのか。これらを自問しながら論理的に筋が通るところまで落とし目的を絞り込んでいく。
冬は日本人の陸上競技者にとっては競技成績の8割を決める重要な時期だったと私は思っている。何より大切なのはこんな選手になりこんな動きをしてみたいというイメージだ。このイメージが自分を奮い立たせ、トレーニングに目的を与えてくれる。
トップ画像:Pixabay by stevepb
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