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私のパフォーマンス理論 vol.49 -日本の特徴-

Japan In-depth / 2019年12月28日 7時0分

一方で集団情緒的であるということは、受け入れる力が強く、時に強すぎる。慮りすぎて、自分が出せない。また情緒的であるために傷つきやすい。プラスに出るのは先に述べたようにチームの一体感を出す局面で、悪く出るのは意思決定の局面だ。データの正しさよりも、人の心情を察した(特に年配や功労者)意思決定を行う傾向にある。この傾向が強く出過ぎると情緒が論理を上回ってしまい、先に決定ありきで、後付けて戦略が描かれるために、最初っから負け戦を選んでしまうことすらある。


 


日本人の最大の弱みは、ある特徴を短所として捉える傾向が強いところだ。特徴はあくまで特徴でありうまくいかせば長所になり得る。私は日本人の特性が最大に活かされるのは、少人数の集団で、細かい技術や意思疎通を必要とし、競技自体に歴史があり革新的な技術が生まれにくく、漸進的な改善が効くような場面だと考えている。陸上で言えばリレー競技がこれにあたる。


 


トップ画像:Pixabay by thepoorphotographer


 


 


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