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米で日本を照らした柔道指導

Japan In-depth / 2020年3月7日 10時39分


写真) ジョージタウン大学ワシントン柔道クラブでアメリカ人選手と組み合う中矢選手(左)


提供)筆者


 


中矢選手は同クラブでは男女50人ほどを相手に、まず背負投などの得意技を解説した後、乱取り練習を長い時間、続けた。地元選手たちは世界の強豪との手合わせとあって、先を争って挑んでくる。このクラブはアメリカ人の学生のほか弁護士、医師、公務員、軍人、企業家など多彩な職業人が大多数で、柔道歴が長いベテランの黒帯が多い。だから日米交流という点ではきわめて広範かつ多層となる。


乱取りでは中矢選手はゆったりと受けながらも、ときおり超スピードで巨漢の相手を投げあげ、満場の感嘆の声を浴びた。日本柔道の対外交流のまさにシンボルのような光景だった。同選手自身は「いやあ、アメリカ人選手たちの熱心さには驚きました」と語っていた。



写真)ジョージタウン大学ワシントン柔道クラブでアメリカ人選手を投げる中矢選手(中央)


提供)筆者


 このように日本の柔道は日本のイメージが陰ってきたアメリカの首都地区でもそのイメージを明るく強くする効用を発揮しているのだ。日本の柔道は決してメダル獲得だけではない。日本のパワー、積極性、対外友好をも体現する国民的資産だともいえるようだ。      


 


 トップ写真)NPO法人「JUDOs」


出典)NPO法人「JUDOs」Facebook


 


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