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小池都知事カタカナ語多用のなぜ? 東京都長期ビジョンを読み解く!その88

Japan In-depth / 2020年4月6日 11時28分

 ・アウフヘーベン


 ・リセットする


 ・ビジネスアズユージュアル


などなどである。「戦略的に使っている」との評価もある。時と場合によって使い分けているのだろうから、本当のところはわからない。けれども、一部の人は、知識がない人を下に見た、英語を使えない人に対して、「マウンティング」、つまり自分の方が上であると優位性を示す言動と感ずる人もいるだろう。そんなことないとは思うが、無意識的にやっていたとしたら、相当たちが悪い。


私も子供の時に調子に乗っていて、カッコつけた言葉を発して、周りから反発を食らったことを思い出した。


無自覚に使っている言葉が、他の業界の人にはわからないとなると普通は「やめよう」と思うはず。世論に敏感な小池都知事にしては、適切な振る舞いではないと疑った。どうしたのだろうか。



▲写真 小池都知事記者会見 出典:東京都Facebook


■ 実際の会見はかなり丁寧な言葉遣い!


そこで、当該の会見の映像を見てみた。そうすると、「都市が封鎖、ロックダウン」と補足説明、言い換えたりしている。つまり、丁寧に説明しているのだ。


ニュースで切り取られる中で、そうした報道が流れ、言葉を聞いた人が反発するという構図だったのだ。個人的にも今回は大いに反省した。


とはいえ、メディアの方を批判するのはかわいそうだ。小池都知事の記者会見の文字をそのまま伝えるには尺がない、つまり時間が限られている。なかなか難しい。


会見を見ればしっかりとした言葉で、丁寧に語っている。「いわゆるロックダウン」と強調することで世界の状況を意識させる効果があったのだろうと思う。今回の会見を見ても、会見はいつもわかりやすい。


東京五輪が延期になることが先ほど明らかになった。延期に向けた対応も大変なことになるだろう。新型コロナ対策もさらに頑張ってほしいものだ。そして、都民との丁寧なコミュニケーションを図ってもらいたい。いかに行動を規制してもらうか、が問われるからだ。


最後に。発言の一部を切り取ってネタにしたり、脊髄反射のように感情的に批判するのは、もうやめにしよう。


トップ写真:小池都知事記者会見 出典:東京都Facebook


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