米、中国の虚偽情報に反論せよ
Japan In-depth / 2020年4月7日 23時34分
もっとも崔天凱駐アメリカ大使だけはその後、「アメリカ陸軍の持ちこみ」説を否定するような言明もした。
トランプ政権も抗議はした。
ポンペオ国務長官は3月16日に北京の楊潔篪国務委員に電話をして以下のような抗議を伝えたという。
「中国政府高官らがコロナウイルスについてその責任をアメリカ側に押しつけるための反米陰謀説を述べていることに強く抗議する。いまはそのような虚偽情報や途方もないウワサを広げるときではない。各国が協力してウイルスへの防疫の当たるときだ」
この国務長官の抗議に先立ちデービッド・スティルウェル国務次官補(アジア太平洋担当)も3月13日、崔天凱中国大使を国務省に召喚して、同様に中国側のウイルス感染の責任をそらすような発言は容認できないとするアメリカ政府の立場を伝えていた。
だが議会上院のルビオ議員やロムニー議員はそれでもなお不十分だとして中国政府がこれからも続けていくことが確実なアメリカ攻撃のプロパガンダやディスインフォーメーション(虚偽情報)への対策を専門の作業班、あるいは部局を設けることによって政策的に保持することをトランプ政権に要請したというわけである。
米中両国の対立はますます激化することが予想されるのだ。
トップ画像:Forbidden City, Beijing, China 出典:flickr photo by Alan
この記事に関連するニュース
-
ルビオ次期国務長官を注視しよう(下)安倍首相の靖国参拝への支持
Japan In-depth / 2024年11月24日 19時0分
-
対中強硬派ぞろいのトランプ米次期政権に紛れ込んだ「親中」マスク氏、「どう動く」と米誌
Record China / 2024年11月23日 8時0分
-
第2次トランプ政権の閣僚人事が続々発表「イーロン・マスクの出身地はどこか知ってる?」注目閣僚の経歴
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月21日 15時49分
-
ニュース裏表 峯村健司 〝対中強硬〟アップデートの「トランプ2・0」 新政権は国務長官にルビオ氏、国家安全保障担当補佐官にウォルツ氏と鮮明の布陣
zakzak by夕刊フジ / 2024年11月16日 10時0分
-
米大統領選挙はトリプルレッドで終結か。次の注目点は「トランプ人事」
トウシル / 2024年11月14日 7時30分
ランキング
-
1時速194キロ暴走は危険運転 遺族「当然の判決」 量刑には疑問も
毎日新聞 / 2024年11月28日 21時0分
-
2大阪維新、岸和田市長を調査へ 吉村代表「トップとして判断」 女性との性的関係巡り
産経ニュース / 2024年11月28日 22時23分
-
3男女の従業員が客を接待…“ミックスバー”と呼ばれる風俗店を無許可で営業か 代表の26歳男を逮捕 容疑認める
東海テレビ / 2024年11月29日 6時54分
-
4セブンの一部店舗、「万引き犯」とされる人物の顔写真を公開 SNSでは賛否両論...本部の見解は?
J-CASTニュース / 2024年11月28日 18時48分
-
5原発の汚染水処理めぐり12億円を詐取か…64歳の会社役員の男を逮捕 架空の発注があったかのように装った疑い
MBSニュース / 2024年11月28日 19時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください