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東京アラート レインボーブリッジ赤点灯必要? 東京都長期ビジョンを読み解せすく!その91

Japan In-depth / 2020年5月23日 14時1分

第四に、「警報」なら防災サイレンなどで十分である。今でも各自治体ではアナウンスがある。筆者が住む自治体では午前10時頃にアナウンスが流れている。


 


■アラートの理由


筆者が類推するに「東京感染症アラート」をベースにしたものだと思う。これは「疑い例の段階で早期に病原体検査を実施することにより、患者の発生を迅速的確に把握することを目的とした、東京都独自の仕組み」である。中東呼吸器症候群(MERS)、鳥インフルエンザ(A/H5N1、A/H7N9 のみ)、重症急性呼吸器症候群(SARS)などが対象だが、これを応用したものとみる。



▲参照:東京都HP


これまでの都知事や都庁職員、医療関係者には敬意を感じてきたし、それは今もそうである。しかし、今回のアラートでレインボーブリッジを点灯するのは全く持って意味不明である。本連載で、小池都知事のカタカナ語使用を擁護してきたが、今回はちょっと残念であった。


トップ写真:レインボーブリッジ 出典:Wikimedia Commons; Gussisaurio


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