なぜ国会は中国を論じないのか
Japan In-depth / 2020年6月3日 18時0分
さて日本はどうなのか。
日本の政府も国会もウイルス感染に関連して「中国」という言葉を出すことは皆無だといえよう。タブーというか呪縛というか、中国の名を出してはいけないようなのだ。国際的にも中国に一切、言及しないコロナウイルス論議は異端の極である。このへんの日本の国政の異様さには身震いさせられる。
たとえコロナウイルスへの対策では日本がアメリカよりも結果としてずっと上手に対処したとしても、だからといって中国の責任についての議論をタブーにしてよいはずがない。
日本国民を苦しめ、傷つける惨劇を絶対に再発させないためにも、なぜこんな事態が起きたのかの探究は欠かせない。その作業では中国から日本になぜこれほど危険なウイルスが侵入してきたかの調査や研究は不可欠であろう。
まして日本の領土である尖閣諸島への中国の絶え間のない軍事攻勢、日本の領海への不当な侵入は日本の主権や独立にかかわる重大な出来事である。国家にとってのその重大な出来事を日本の国会がまったくとりあげないとはいったい、どういうことなのか。
トップ写真:第201回国会で安倍首相の施政方針演説に対する代表質問を行う立憲民主党の枝野幸男代表(2020年1月22日 衆院本会議) 出典:立憲民主党 facebook
この記事に関連するニュース
-
中国、大陸棚にも海洋ブイ設置 岸田政権に仕掛ける「超限戦」レアメタルなど海底資源が標的か 「日本の弱腰が増長させた」石平氏
zakzak by夕刊フジ / 2024年7月5日 15時30分
-
中国の対比圧力「台湾の予行演習」=日豪の関与重要―トランプ前政権高官
時事通信 / 2024年7月3日 6時19分
-
「トランプ陣営の世界戦略がさらに明るみに」その5(最終回)日本との同盟を超重視
Japan In-depth / 2024年6月28日 19時0分
-
「トランプ陣営の世界戦略がさらに明るみに」その3 中国こそが最大の脅威
Japan In-depth / 2024年6月27日 11時0分
-
「内憂外患」暴発の恐れ 中国海警局船、5日連続で尖閣周辺に領海侵入 一番の弱腰に狙い「日本政府は物理的な力で追い返すべき」
zakzak by夕刊フジ / 2024年6月24日 15時5分
ランキング
-
1NYで人脈構築の小室圭さん、対照的な生活の眞子さんは「ほとんど外出せず」紀子さまが抱える“複数”の不安
週刊女性PRIME / 2024年7月4日 7時0分
-
2尖閣周辺の日本船を名指しで「退去を警告した」、中国海警がSNS投稿繰り返す…実効支配を宣伝か
読売新聞 / 2024年7月5日 15時0分
-
3U30世代に政治参加を促す能條桃子さん「20代の国会議員が1人もいない。だから少子化対策もずれてしまう」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月5日 9時26分
-
4【速報】東京・大田区で住宅火災 100平方メートル延焼中 消防車など41台が出動し 消火活動
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月5日 11時17分
-
5漂白剤が混ざった水を客に提供 福岡市本社のレストラン「ピエトロ」 警察が業務上過失傷害の疑いで捜査
RKB毎日放送 / 2024年7月5日 11時41分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください