バヌアツで性のタブーに挑む
Japan In-depth / 2020年6月6日 18時15分
そして、今、使い捨ての紙おむつの禁止に向けての動きがあります。現在、首都のポートヴィラの家庭ゴミで一番多い品目が使い捨てのおむつなのだそうです。この脱使い捨ての流れとともに「MAMA’s Leaf Vanuatu」の地球にやさしく、経済的な布製の製品が評価されています。
▲写真 工房内の様子(筆者提供)
今後、その役割がますます大きくなるであろうバヌアツママたちの団体「MAMA’s Leaf Vanuatu」しかし、彼らの挑戦は、活動資金の確保も大きな課題です。バヌアツでは手に入らない、漏れを防ぐビニール製布などの材料や道具は、メリンダさんの協力でニュージーランドから輸入しています。
また、より多くのバヌアツ人に正しい性教育をするため、旅費も確保しなければなりません。現在、メリンダさんが中心となって活動維持のための資金集めを行っています。その一部、2018年に、オーストラリアの支援プログラムDFAT・インド太平洋地域で、革新的な取り組みをしている14の企業のうちの一つに選ばれ、100,000豪ドルの資金援助を獲得しています。
しかし、まだまだ継続に資金が必要です。
「MAMA’s Leaf Vanuatu」のHPでは、常にDONATIONを募っています。彼らの取り組みも詳しく見られますので、ぜひ、一度覗いてみてください。
-参考-
TOTAL PACKS of pads sold / distributed since 1.1.2016 = 5710 Packs of pads (that equates to about 34,200 individual menstrual pads.
Total number of schools who have received pads and/or education = 56
Total number of communities who have received pads and/or education = 31
Total number of females under 18 in attendance at education sessions = 1993
Total number of females over 18 in attendance at education sessions = 1052
Total number of males under 18 in attendance at education session = 426 (ONLY COMMENCED this in mid 2018)
Total number of males over 18 in attendance at education sessions = 165 (ONLY COMMENCED this in mid 2018)
【訂正】2020年6月8日
本記事(初掲載日2020年6月6日)の記事末、参考を一部削除致しました。
トップ写真:工房の様子(筆者提供)
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