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前途多難な日産自動車の再生

Japan In-depth / 2020年6月21日 11時0分


▲写真 ゴーン氏 出典:Flickr; linkedineditors


現在、日産はフランスのルノー、日本の三菱自動車と三社で資本提携している。特に43%の出資をしている筆頭株主のルノーもこのところ経営難に陥っており、今後3年で全世界の従業員の8%にあたる1万5000人を削減すると発表、生産能力を年400万台から330万台に下げて約2400億円の固定費を減らすと発表したばかりだ。


日産は今後、欧州の事業を縮小し、日本とアメリカ、中国市場に主力を注ぎ、ルノーとの提携強化も図ってゆくとしている。ただ世界は今回の新型コロナウイルス感染症の拡大で景気が低迷、人々のライフスタイルも大きく変わるだろうと予想されている。かつてのような自動車と家電製品、持家をそろえることが夢とされていた人々の生活が大きく変わってゆく可能性もあるわけだ。そんな中でゴーン後の三社連合がどんな車を作り、アジアなどの新興市場にどう関わってゆくか――日産自動車と三社連合の先行きは必ずしも楽観できる状況にはない。かつてのような人気のある車を作り、コロナ後の新しい生活にふさわしいスタイリッシュな自動車ライフを提案できるか、だろう。


トップ写真:日産グローバル本社 出典:Wikimedia Commons; Kakidai


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