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弱者の味方は都をどう変える?東京都長期ビジョンを読み解く!【特別編】

Japan In-depth / 2020年7月1日 19時40分


(2)得意領域以外の現場感を


 ・東京防災庁の設置。(防災に関する専門機関):全国の防災・災害支援の専門家の積極登用を行い、現実的な各地域の地区防災計画を作成、実行


 ・地域の命を助け合う仕組みをつくる「地域防災アドバイザー」を1000人単位で任用


防災業務は、普段はそれほど忙しくいはないし、高い人件費のかかる職員を配置することに対して財政・人事部門から疑義が呈されてしまいがちな部署である。防災部門の強化は賛成するが、「防災庁」まで必要なのか。行政組織は、組織を作った瞬間に、仕事を作り、増殖する。その点をあまり理解されていない。防災の専門家はそれほど多くないので、東京に集めてしまうと全国的なバランスを失いかねない。


また、アドバイザー。能力や知識の面で、公的な役割を持つ立場にはそれ相応の経験が必要であろう。アドバイザーを任用して何になるのでしょうか?、自治体をまわっていても〇〇アドバイザーという方に出会うが、テキトウなことを言ったり、最近では静岡県のほうで不正受給で問題になった人も中にいる(防災ではないが)。防災という生死を分ける可能性もある役割の人をどう育てるのだろうか?アドバイザーが役所の専門家と意見が対立したら?と想像してみたとは思えない。


これは一例だが、業務の現場を理解不足で、想像力に欠ける政策が結構見受けられる。



4 評価


評価結果とその理由は以下になる。(☆は1~3で評価)



問題意識   ☆☆☆


【理由】一貫した理念が全ての底にある。



政策としての基礎条件   ☆☆


【理由】どうやって?方法に欠ける



政策の具体性   ☆☆☆


【理由】特にしょうがい政策、環境政策は具体的である。



政策の網羅性   ☆


【理由】自分たちが大事にする一部政策に集中。



実行可能性   ☆☆


【理由】実行できるには様々な制約があるが、それを突破する方法が書いていない。



以上、感情を殺して文章を書きました。上記あくまで私の意見ですのでご参考に。繰り返しますが、特定個人を応援する目的で記載していませんので悪しからず。


トップ写真:山本太郎候補 出典:東京都知事は 山本太郎 れいわ新選組公認@yamamototaro0


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