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絶好調テスラ、日本勢反撃へ 1

Japan In-depth / 2020年7月11日 0時31分

そのマツダは、2020年後半にEV車「MX-30」の欧州市場投入を決めている。が、このモデルはマツダ単独開発である。



▲写真 マツダMX-30 出典:マツダ


ではEVCAの成果はいつでるのだろうか?


市場に投入されるのはスバルとの共同開発車が先になるようだ。両者は既に1年前、「EV専用プラットフォームおよびSUVモデルのEVを共同開発することに合意」している。プレスリリースは、



・両社が培った技術を持ち寄り、EV専用プラットフォーム(中・大型乗用車向け)を共同で開発


・トヨタの電動化技術と、SUBARUのAWD(全輪駆動)技術を活用


・EV専用プラットフォームをベースに、CセグメントクラスのSUVを共同開発し、両社のブランドで販売



と謳っている。世界的に売れているSUVで攻めていこうというトヨタの戦略が見て取れる。



▲写真 トヨタ・スバル共同開発SUVイメージ図 出典:トヨタ



▲図 スバルとトヨタが共同開発しているCセグメントSUV EVのエクステリアデザインの意匠登録 出典:特許情報プラットフォーム


グループの総力を挙げ、いよいよEVの市場投入に動き出したトヨタ。EV専業のテスラにとって脅威であることは間違いない。


次回は日産の戦略を見る。


(2に続く)


 


注1)トヨタとテスラは2010年に資本・業務提携。しかし2014年にはトヨタがテスラ株式を一部売却、残りも2016年末までにすべて売却した。


トップ写真:イーロン・マスク テスラCEO 出典:flickr :Steve Jurvetson


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