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「国民の納得と共感が重要」 衆議院議員石破茂氏

Japan In-depth / 2020年8月15日 19時56分

「都道府県、市区町村で人々が何を考えているか、霞が関(政府)から遠い。首相官邸はさらに遠い。かつてであれば、国民の感覚が下から上がってくるシステムが機能していた」石破氏はこう述べ、官邸主導の政治を批判した。



▲写真 ⒸJapan In-depth編集部


次に細川氏は、「(低所得者層への)30万円の給付を閣議決定していたにもかかわらず、国民全員に10万円給付することに変えたり、アベノマスクに460億円という多額の出費を決めたりしたことは問題がある。国民の意見を聞きながらトップが決めることが重要なのではないか」と指摘した。


石破氏は、「この政策を打ったときに、国民の人たちがどう思うかという想像力や認識共有能力がずれていたかもしれない」と述べた。


それに対し細川氏が、長期政権ということに問題があるのかと問うと、「それはあまり関係ない」と石破氏は述べ、中曽根政権や小泉政権の例を挙げて、長期政権であることが必ずしも国民の意見を反映しにくくなるとは言えない、との考えを示した。


また石破氏は、安倍首相が第一次政権の際に不本意ながら政権の座を降りたことに触れ、「その時の学習効果で、トップダウンで物事を決めなければだめだ、信賞必罰をはっきりさせないとだめだ、ということになった」と述べた。


次に石破氏は、 「あと80年で人口は半分になり、あと20年で高齢者の人口はピークになる。その中でどうやってこの国を持たせるのか」と述べると共に、今のエネルギー自給率は戦前よりも低いと指摘し、「このままいったら日本はどうなるのかと国民は感じ始めている。政治が今こそ語らなくてはならない。誰が総理大臣であっても、政府がやろうとしていることが国民の心に響かないと何も始まらない」と述べた。


細川氏は、幅広い国民の意見を聞きながら一緒に考え、そこから得られるものを実行していく石破氏の政治スタイルが今必要だとの考えを示した。


最後に石破氏は「納得と共感」が重要だとし、「若いころ、竹下元総理から『納得はしてもらえ』と叩きこまれてた」と述べると共に、「分断の政治はやめていかなくてはならない。誰がいつ次の政権を担うとしても、最重要の課題だ」と述べた。


(この記事はラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2020年7月25日放送の要約です)


 


「細川珠生のモーニングトーク」


ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分~7時20分


ラジオ日本HP http://www.jorf.co.jp/index.php


細川珠生公式HP http://hosokawatamao.com/


細川珠生ブログ http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/


トップ写真:ⒸJapan In-depth編集部


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