「米、大統領選最新レポート」政治ジャーナリスト細川珠生氏
Japan In-depth / 2020年8月31日 1時28分
細川珠生(政治ジャーナリスト)
「細川珠生モーニングトーク」2020年8月22日放送
Japan In-depth編集部(淺沼慶子)
【まとめ】
・民主党副大統領候補ハリス氏、多様性あるアメリカを作りたいという思い。
・バイデン氏優勢が続くかは不透明。
・バイデン氏、トランプ氏ともに高齢。日米共に後継者育成不足問題は深刻。
今回はJapan-In-depth編集長でジャーナリストの安倍宏行が、政治ジャーナリストの細川珠生氏に話を聞いた。
■ 新型コロナウイルスについて
新型コロナウイルス感染拡大の収束の兆しが一向に見えず、世界的に往来が制限されている中、細川氏は今アメリカ・ボストンに滞在しているという。日本からの海外渡航は難しいように思えるが、現状はどのようになっているのか。まず、細川氏が現地から状況を伝えた。
細川氏によると、アメリカに入国する際には厳しい規制があると思われているが、州によって違いがあるという。通常はPCR検査の陰性証明があれば有効だが、必ずしも必要ではない場合もあり、PCR検査の陰性証明がなければ14日間の自主隔離が求められる、と説明した。その上で「基本的にはそれほど難しくはないが、飛行機の便数が減らされているので、入れるスポットは限定されている。移動は不自由だが、入国できないわけではない」と現状を述べた。
では、市中の規制はどう変化しているのか。細川氏によると、ボストンのあるマサチューセッツ州はかなり慎重に経済再開を進めていて、今は4段階のうち、フェーズ3で、レストランもインドアをオープンして良いことになっているが、多くの人がテラスかテイクアウトを利用していて、それほどインドアは利用されていない、という。「バーもまだ営業できず、非常に限定されている。その甲斐もあり、今週初めから200人にいかないくらいの新規感染者で、東京より少ないくらいだ」と伝えた。(8月22日現在)
東海岸以外の感染状況も心配なところだ。安倍氏が南部の感染者は増えている印象だ、と述べると、細川氏は「地域差がすごく出ている。マサチューセッツ州は東北部のニューイングランド地区と呼ばれているが、全体としてローリスクで、感染を押さえ込んでいる状態を何とか維持している」とした。
■ アメリカ大統領選について
アメリカでは、11月に大統領選が迫っている。安倍氏は先日行われた民主党大会にてカマラ・ハリス氏が副大統領候補に指名されたことに触れ、「女性でアフリカン・アメリカンというルーツを持っているが、副大統領候補としては非常に珍しいのでは。」との見解を示した。
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