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スマートシティ東京竹芝で始動

Japan In-depth / 2020年9月10日 18時0分


▲写真 スキップテラス 上階から下の階まで階段で移動出来る ⒸJapan In-depth編集部


■ スマートシティ構想


これまでもスマートシティ構想は様々な地域で生まれた。しかし、街全体がインターネットに繋がり、あらゆるデータを共有して地域に住む人や働く人の利便性・快適性を向上させる段階には残念ながら至っていなかった。


しかし、東京ポートシティ竹芝オフィスタワーにソフトバンクが入居したことで、真のスマートシティ実現に大きく近づいた。同ビルは全館5Gが導入されている。データを集計、解析するプラットフォームは将来は「スマートシティプラットフォーム」(都市OS)として他の地域にも展開させていく考えだ。


記者会見でソフトバンクの宮内謙代表取締役社長執行役員兼CEOは、「このビルを最先端テクノロジーを体験できる場所にしていく。1~2年以内にスマートシティと言える世界になる」と胸を張った。



▲写真 ソフトバンク株式会社宮内謙代表取締役社長執行役員兼CEO 提供:東急不動産


また、東急不動産株式会社の岡田正志代表取締役社長は「竹芝地域のほぼ全ての企業や団体の人が一丸となってこの街を良くしていこう、というネットワークがベースにあり、そこに最先端の技術を持つソフトバンクが入ってくれたのが強みだ。形だけでなく、実効的な実りあるスマートシティを作ることができる」と述べた。



▲写真 東急不動産株式会社岡田正志代表取締役社長  提供:東急不動産


新型コロナウイルス感染症の影響で、テレワークを採用する企業が増え、オフィスの空室率上昇を懸念する声も出ている。しかし、ソフトバンクの宮内社長は、快適で先端的なオフィス環境であらゆる部門の社員が意見交換することが、クリエイティブなアイデアを生むことにつながる、と述べ、オフィスで社員が仕事をする意義を強調した。


ウィズ・コロナ時代のオフィスのあり方、そして働き方は今まさに模索中だ。従来の考えにとらわれない新たな労働環境の実験が、ここ竹芝地区で始まろうとしている。


このスマートシティ構想が同地区を起点としてどう他の地域に広がっていくのか。竹芝地区から当分目が離せない。



▲写真 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー 提供:東急不動産


なお、9月18日(金)から9月20日(日)には、開業を記念してまちびらきイベント「TAKESHIBA SMARTCITY FES(竹芝スマートシティフェス)」が開催される。Crystal Kayさんや隣接する劇団四季などのパフォーマンスが行われる予定。


(了)


トップ写真:竹芝地区 東京ポートシティ竹芝を東京湾から臨む 提供:東急不動産


 


【修正】2020年9月10日22時10分


旧:ソフトバンク株式会社宮内謙代表取締役社長執行役員


新:ソフトバンク株式会社宮内謙代表取締役社長執行役員兼CEO


旧:東急不動産株式会社岡田正志代表取締役社長執行役員


新:東急不動産株式会社岡田正志代表取締役社長


 


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