安倍政権の媚中派を名指しした米報告書(4)二階氏中国密着の軌跡
Japan In-depth / 2020年9月12日 19時0分
創価学会側の中国への接近の動機に関しては「(創価学会・公明党側の)日本の防衛や日米同盟の強化に反対する消極平和主義の路線が中国側の期待に一致する」ことなどをあげていた。
同報告書はまた鳩山由紀夫元首相の一連の媚中的な行動についても多数の実例をあげていた。
▲写真 鳩山由紀夫元首相 出典:Flickr; Abhisit Vejjajiva
とくに鳩山氏が首相だった2009年12月に習近平氏が当時、国家副主席として訪日した際、鳩山政権が小沢一郎氏などの圧力で日本側の皇室に関する慣行を破り、習氏の天皇陛下との面会を設定したことを特記していた。
同報告書はしかし鳩山氏のこうした中国側への友好過剰ふうな言動は日本国民の多数からは奇矯とみなされ、同氏が「宇宙人」と呼ばれていることも明記していた。
(了。1、2、3。全4回)
※この記事は月刊雑誌『WILL』2020年10月号の掲載された古森義久氏の論文『米国に「媚中」と名指された二階幹事長と今井補佐官』の転載です。4回に分けて連載しました。(編集部註)
トップ写真:二階幹事長(左) 出典:自由民主党Facebook
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