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「皮膚感覚で政策打てるのは石破氏」齋藤健衆議院議員

Japan In-depth / 2020年9月14日 9時54分

「皮膚感覚で政策打てるのは石破氏」齋藤健衆議院議員


細川珠生(政治ジャーナリスト)


「細川珠生モーニングトーク」2020年9月12日放送


Japan In-depth編集部(油井彩姫)


【まとめ】


・石破氏は、数年間地方を回り、多くの国民の話を聞いた。


・「皮膚感覚」で政策を打つことが出来るのは石破氏。


・石破氏は、安倍政権の至らなかった部分を正すことができる。


 


今週は、衆議院議員で元農林水産大臣の齋藤健氏をゲストに、自民党総裁選について、政治ジャーナリストの細川珠生が話を聞いた。


齋藤氏は、“石破派”、水月会のメンバーであり、石破氏の推薦人にもなっている。はじめに細川氏は、齋藤氏が石破氏を推す理由を聞いた。


齋藤氏は、今回は自民党の総裁選であることから、3人の候補の中で根本的に政策が違うということはない、としつつ、着目すべきは石破氏の「皮膚感覚」だと述べた。「この数年間地域を周り、多くの国民と直接接触して意見を聞き、そういったものを蓄積してきた。コロナで皆さんが苦しんでいる中で、皮膚感覚で政策を打てるのは3人の中で石破氏だ」と述べ、石破氏の地方に寄り添った政治姿勢を評価した。


また齋藤氏は「安倍政権は大変よくやってきたが、負の側面がなかったかと言うとそうではなかった」と述べ、「森友学園問題」や「黒川検事長問題」、それに「桜を見る会問題」など、様々な問題で国民に対する説明が不十分だったことを示唆した。その上で、「その負の側面を正して改革できる人は石破氏だ」と述べた。


次に細川氏は、「今回の総裁選では、党員投票をせず、県連で予備選を導入しているところがほとんどだが、地方の隅々の意見を吸い上げるような皮膚感覚の総裁選になっていない」と述べ、安倍政権の官邸運営、党運営についての評価を齋藤氏に聞いた。


これに対し齋藤氏は、「党員投票を行わないのは問題だ」と明言し、行わない理由について疑問を呈した。


「突然総理が辞めるというのはいつ起こるか分からない。IT化が進む現代において、党員名簿を準備しておくことは最低限必要だ。コロナ禍ではあるが、名簿確定に(党側が言うように)仮に2か月かかるならば、そういう状況は早急に解消し、次に何かがあった際に、党員の意見を聞けるように準備をしておく必要がある」と述べた。


また、官邸主導に関しては、齋藤氏は「基本的に官邸主導であるべき」と述べ、「これから日本は、財政の厳しさを鑑みると、国民にとって厳しいこともやっていかなければいけない」と述べ、その為にも官邸主導が必要だとした。


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