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「ようやく国民に政権交代の選択肢訴える事できる」立憲民主党枝野幸男代表

Japan In-depth / 2020年10月4日 0時0分

次に細川氏が、首班指名で枝野氏ではなく自身の党代表の名前を書いた日本維新の会との関係について聞くと枝野氏は、「日本維新の会は、敢えて申し上げれば自民党より向こう側におり、いわゆる野党勢力とは思っていない」と述べ、「自民党と維新の会は一緒ではないか」と国民に説明したい、と述べた。


それに対し細川氏は、「日本維新の会としては自分たちは野党だと言っている」とし、スタンスがどう違うのか聞いた。枝野氏は、「例えば、通常国会で政府提出法案に対し100%賛成だし、問題や疑問点を指摘しない。かといって事前審査に入っているわけでもない。どう自分たちのの声を届けようというのか」と述べ、維新の会との連携の可能性を否定した。


細川氏が再度、維新の会は協力する相手とは違うのかと聞くと、枝野氏は「自民党と協力している。事実上の与党だと思う」と述べた。


次に、細川氏は新型コロナウイルス感染症の収束と経済の立て直しの両立を図っていかなければならないとした上で、「自民党はおよそ一か月の間、総裁選であわただしく、ほとんどコロナには手が回っていない状態だ」と指摘し、早急に行わなければならないことの中から、敢えて挙げるとすれば何か聞いた。


枝野氏は、「ワクチンや治療薬がある意味一番大事」とし、「医療関係者の皆さんや専門家の皆さんに最大限やっていただけるようにサポートしていくしかない」と述べた。さらに政治家としては、「検査を拡大していくこと」が重要だとの考えを示した。「不安だからと言って、全員が受けられるかというとなかなか難しい。医療関係者や介護関係者等、感染リスクが高い方、もしくは高齢者を相手にしている方などに対して、広く、頻度も増やす。検査をしてできるだけそこで早めに感染者を把握していくことが必要だ」と述べた。


また、「更に検査を拡大できるのであれば、旅行に行く、実家に帰る、高齢の両親に会うという時に、完全自費制を見直し、少し安い値段で検査ができれば、安心して帰省ができ、社会が動きやすくなる」と述べた。



▲写真 ©️Japan In-depth編集部


次に細川氏は、学費の無償化は子育て支援だとの見方を示し、自民党の総裁選で教育の話が出なかったが、立憲民主党として教育に関しどのような政策を掲げるのか聞いた。


枝野氏は、「少人数学級、それを支えるために教員を大幅に増やす」ことだ、と述べた。


教員を希望する人が減っている。地方ではなおさらだ。授業の準備に留まらず、部活や事務的な作業などを含めた忙しい重労働低賃金で、将来の補償もない。


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