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Go To祭り 次は商店街だ!

Japan In-depth / 2020年10月18日 16時23分

 


事業対象は:


商店街組織(任意団体含む)、商工会、商工会議所、温泉街、飲食店街、 民間事業者など。


 


対象事業:



商店街イベント等の実施(オンラインを活用したイベント実施も含む)
地域の良さの再発見を促すような、新たな商材の開発やプロモーションの制作

となる。


 


対象は「イベント等を実施するために必要な経費」とされ、以下の図の通り広範囲にわたる。



図)Go To 商店街事業の募集概要 出典)経産省


 


支援額:


1団体あたり上限300万円、複数で申請する場合は500万円の上乗せがあり、1申請当たりの上限は最大1400万円となる。


 


経産省は、第1弾として34事業を採択したと発表、50団体が参加し、10月19日から順次、各地で取り組みが始まる予定だ。


 


写真)東京都品川区戸越銀座商店街 出典)flickr:Michael Vito


 


■ キャンペーンの効果は?


たしかに新型コロナは商店街にとって打撃に違いない。しかし、コロナ以前から商店街やアーケードは消えつつある。理由は明確だ。一つは、大型商業施設やドラッグストア・家電などの全国チェーン店、そしてコンビニなどに取って代わられた為であり、二つ目には経営者が高齢化し後継者がいないため廃業が相次いでいること、三つ目には従来から同じ対面販売などを続けているために新型コロナによる急激な客の減少や消費行動の変化に対応できていないからだ。いまさら、こんなカンフル剤を打ってどうにかなるものだろうか?


 


東京都渋谷に7月開業した低層複合施設「RAYARD MIYASHITA PARK(レイヤードミヤシタパーク」を訪問した。もともとは老朽化した宮下公園があった場所を三井不動産が再開発したもので、全長が約330mもあり、屋上が公園で、商業施設やホテルと一体となっている。



写真)RAYARD MIYASHITA PARK 出典)三井不動産


 


なにより目を引くのが全長100メートル、敷地面積1000㎡、バラエティ豊かな全19店舗が集結する「渋谷横丁」だ。総席数は店内1200席、テラス300席の計1500席を誇る。北海道から九州・沖縄までご当地フードが楽しめる。午後3時とまだ早い時間から店内はお客さんで一杯だ。路地の賑わいが復活し、渋谷の新しいスポットとなっている。再開発のモデルとして注目されている。


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