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Go To祭り 次は商店街だ!

Japan In-depth / 2020年10月18日 16時23分


写真)渋谷横丁 ⒸJapan In-depth編集部


 


ここまでの巨大資本による再開発とまでは行かなくとも、地元の商店街が復活した例は他にもある。香川県高松市の中心部にある「高松丸亀町商店街」は、再開発にあたり、全国で初めて「所有権と利用権の分権」というユニークな事業スキームを採用した。


 


地権者は土地を所有し続け、まちづくり会社と定期借地権契約を結び、土地を貸し出し、建物はまちづくり会社が所有し運営するものだ。土地費を事業費に計上しなくてすむというメリットがある。



写真)高松丸亀町壱番街前ドーム広場 提供:(公社)香川県観光協会


 


また、「オーナー変動地代家賃制」というものを採用した。地権者はテナントの売上から家賃収入を得るが、テナントの売り上げによって収入は増減する。したがって、地権者、テナント、まちづくり会社が三位一体となって商店街全体の魅力向上と集客に努めなければならないシステムとなっているのだ。


 


「GoTo 商店街」を否定するものではないが、一過性のもので終わるのでは真の商店街再生など望むべくもない。シャッター街の再生は簡単なものではない。今回のこのキャンペーンが、商店街再生のきっかけになるのかどうか、経済産業省はしっかり検証し、今後の施策につなげるべきだろう。


トップ画像)GoTo商店街ロゴ 出典)経産省


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