「国会には野党の一員として是々非々で臨む」国民民主党大塚耕平参議院議員
Japan In-depth / 2020年10月28日 18時0分
細川珠生(政治ジャーナリスト)
「細川珠生モーニングトーク」2020年10月24日放送
Japan In-depth編集部(油井彩姫)
【まとめ】
・資金繰りを面倒見て貰っても今の事業では多分無理という人に対しどうするかが問題。
・政府には、不祥事や物議を醸すようなことはやめてもらう。
・国会には野党の一員として是々非々で臨む。
今週のラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」は、参議院議員で国民民主党の大塚耕平氏をゲストに迎えた。大塚氏は日本銀行の出身でもあることから、コロナ禍における日本の経済について、政治ジャーナリストの細川珠生氏が話を聞いた。
今年の9月11日、新たな国民民主党が結党された。旧国民民主党のほとんどの仲間は立憲民主党の結党に参加する中、衆参合わせて15名という少数野党に参加した大塚氏。いばらの道ともいえる選択をしたことの理由について、細川氏が尋ねた。
大塚氏は、理由は大きく二つある、と述べた。
一つは、「改革中道政党という立ち位置の政党が今後も必要だと思ったこと」と述べ、新たな国民民主党も基本的な理念は踏襲しているとした。二つ目の理由は、「旧国民民主党のファウンダーの一人としては国民民主党でやりたいという人が一人でもいれば一緒にやるのが筋だろう」という考えからだという。
細川氏は、「立憲民主党は改革中道ではないということか」と聞いた。
これに対し、大塚氏は、「旧国民民主党の結党宣言は自分が書き下ろした。日本の政治に欠けているものは、『正直な政治』、『偏らない政治』、『現実的な政治』、これが本当に大切だ。中道、というのは決して足して2で割るということではなく、常に現実的な答えを一つ一つ出していくこと。そのためには異なる意見も否定しない、充分に話し会って、一定の結論を出して、決まったことには従う。そういう意味で(立憲民主党は改革中道とは)ちょっと違う」と述べた。
次に、メインテーマである経済の話に移った。
昨年の消費税増税に始まり、今年のコロナ禍という状況で、GDP成長率が深刻な数字を示している。これからさらにひどくなるという予想もある中で、早急に何が必要なのか、細川氏が聞いた。
大塚氏は「三重苦」として、『潜在成長率が1%前後という低迷した経済構造』、『消費税増税によるダメージ』、『コロナ禍で経済が一瞬にして消失したこと』を挙げた。それを踏まえたうえで、第一段階として必要なのは、「当面のキャッシュフロー」だとした。
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