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「キーワードは『多様性』」自民党青年局長牧島かれん衆議院議員

Japan In-depth / 2021年2月21日 0時40分

今、国民の最大の関心事は新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の問題であろう。連日、テレビでも取り上げられている。コロナ対策では政府に対する不満も聞こえる。そこで国政と地方政治の役割について聞いてみた。





牧島氏は、「すべてが国の責務と思われがちだが、地方自治体が関わらないと完結しないことが多い」と前置きしたうえで、コロナ対策でも





都道府県の権限、市区町村の権限で行われるべきことがある、と指摘した。





そして地方議員の役割について、「地方議会議員の役割は大きい。行政に機能するよう働きかけたり、首長にものをいったりすることが、住民のサービス向上のために必要だ」と強調した。





例えば、役所から住民に向けて出す案内が分かりやすいのかなど、チェックして指摘するのは住民から選ばれた地方議員だ、と指摘した。





まもなく、デジタル庁が発足するが、牧島氏は、「デジタル庁が出来たからと行って自治体の仕事の効率がすぐ上がるわけではない」として、「今から出来ることは各自治体でやってもらわねばならない」と述べた。





去年、国民1人当たりに10万円を支給する「特別定額給付金」のオンライン申請をめぐり、申請の受付や支払いを担う市区町村の現場が混乱したことは記憶に新しい。





国のシステムと自治体のシステムが上手く連動するようにするには、国会議員と地方議会の議員が連携を取り、共に課題解決に汗をかく必要がある。






「自治体が何が出来るか考えてもらうと、住民のストレスも減るし、役所の業務のあり方も変わると思う。デジタルネイティブ世代が申請をスマホで完結すれば、(役所の職員は)住民とコミュニケーションをはかり、向き合う時間を作ることが出来る」と述べた。





「地域課題解決に貢献できる青年局」としては以下の課題にも取り組んでいる。





・学校におけるICT化促進

・放課後児童支援員の処遇改善事業

・ゼロカーボンシティ/災害廃棄物処理

・児童虐待防止対策

・新形式学力調査

・「正しい日本地図」普及運動





どれも大切なテーマばかりだが、実際にどのような実績が上がっているのか。もっと積極的に発信してもらいたい。









▲写真 ⒸJapan In-depth編集部





■ 外交問題





青年局は、外交問題にも取り組んでいる。実は歴史的に、台湾に対する窓口になっている。牧島氏も去年、国際部長として、台湾で主催された国際シンポにオンラインでスピーカーとして参加した。





青年局として政府の外交政策にどう反映させていくのか聞くと牧島氏は、「WHOも台湾が参加できない状況は早く改善して欲しいと伝えている」と述べた。





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