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「感染経路の正しい知識を」桜井充参議院議員

Japan In-depth / 2021年3月17日 23時4分

また、ゴルフをする際、プレー中は安全であるが、クラブハウスの洗面所やお風呂などは感染リスクが高いので、それをしっかり提示し、注意喚起すべきとの考えを示した。





政府は「危ないところと危なくないところ、注意すべきところをしっかり整理して国民に提示」し、制限対象を見極めて必要なことに制限すべきである、と述べた。









▲写真 ⒸJapan In-depth編集部





次に、細川氏が医療体制について聞いた。桜井氏自身も新型コロナウイルス感染時に病院に入れなかった人の1人である。桜井氏は、医療体制について病院の人的資源と物的資源それぞれの観点から2つの提案をした。





まず、人的資源の有効活用について。桜井氏が入院できなかった理由は、ベッド不足ではなくナース不足であった。当時、高齢者施設のクラスターが発生し、ナースがそちらの対応に追われていたのだ。新型コロナウイルス対応のみならず、普段は介護士が主に行っている高齢者特有のケアも、ナースが全て担っていたので、ナース不足に陥った。





そこで桜井氏は、高齢者の感染者は高齢者専門のグループホームで介護士を手厚くあてて看ることで、ナース不足を緩和し、「入院が必要な人がもっと病院に入れるようにする」ことを提案した。





次に、ベッドなどの物的資源について。現在、「症状がなくなってから72時間経たないと退院できない」とのルールがある。この基準自体を変える必要は全くないが、「症状がなくなった段階でホテルなど別の場所に(患者を)移して72時間の経過観察」をすべきである、と桜井氏は述べた。そうすることで、より病院でのケアが必要な重症患者などに提供できるベッドが増える。





両方の提案に共通する視点は、「今ある医療資源をいかにフル活用するか」ということだ。





最後に、ワクチンについて。





桜井氏は、ワクチン接種が進めば感染はかなり抑えられると述べる一方、「3分の1くらいは受けない」可能性を懸念した。一定数の人はワクチンの副反応などを恐れているからだ。「日本では、予防接種を受けない場合のリスクが十分議論されていない」と桜井氏は指摘した。ワクチンはより多くの人が接種するほど「集団免疫」ができるため、「受けないほうが危ない」と述べた。





ワクチンがある程度普及した後の新型コロナウイルス対策の肝は、「抗体がまだあるのかを定期的に検査して、なくなった時点で接種」し、「感染しない体にし続ける」ことであると桜井氏は締めくくった。





(この記事はラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2021年3月13日放送の要約です)





 





「細川珠生のモーニングトーク」





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