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仏、高級レストランに闇営業疑惑

Japan In-depth / 2021年4月11日 19時0分

闇営業のレストランだった場合は、最大3年の懲役と45000ユーロの罰金が科せられる。また現在は、新型コロナウイルス拡大中のこともあり、他人を危険に晒したという理由でさらに15000ユーロの罰金、最大懲役1年が課せられる可能性があるのだ。ちなみに、参加者は、ディナーの場合、夜間外出禁止令違反で135ユーロとマスク義務違反で135ユーロ、合計270ユーロの罰金になる。





現在フランスでは、コロナ対策ですべての飲食店とカフェの店内営業禁止が続いている中、実は、シャランソン氏以外にも、闇営業しているレストランが告発されたりしているが、それはどちらかというと、レストランが経営できない困窮を訴えてのデモ的要素が大きい。





しかし、シャランソン氏の夕食会はまったく種類が違うものだ。多くのフランス国民が苦しい状況の中で規則を守っているのにもかかわらず、裕福層によって自分たちが楽しむための豪華絢爛な夕食会が開催されたのである。こういった身勝手な行為に対して規則を守り抑制した生活を送っている国民から大きな不満の声が高まり、現在も収まることがない。今後の捜査結果が待たれるところであるが、民主主義の元にいるからと、思うがままにしたいことをしたことに対する代償は大きくなりそうである。





-参考リンク-





Dîners clandestins à Paris : l'affaire des soirées organisées par Pierre-Jean Chalençon en six actes





(パリでの秘密のディナー:ピエールジャンシャレンソンが主催したパーティーの事件)





Dîners clandestins: de multiples cartons d'invitations compromettent Christophe Leroy





(秘密の夕食:複数の招待状がクリストフ・ルロワを危険にさらす)





Dîners clandestins. Que risquent vraiment organisateurs et participants ?





(秘密の夕食。 主催者と参加者は本当に危険にさらされていますか?)





トップ写真:パレ・ビビエンヌ内のレストラン「デュサロンエフェミア」(写真は記事中のパーティーとは関係ありません) 出典:Foc Kan/WireImage




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